絵本の読み聞かせのねらいって?どんな効果があるのか徹底解明!
読書が教育に良いというのは良く聞きます。
確かに思い返してみれば、
幼稚園や保育園でも読み聞かせがあったり、
紙芝居を見たり・・・
読書に触れる機会は
かなり小さな頃からあります。
家でも読み聞かせをする場合、
どんな効果が期待できるのでしょうか?
読み聞かせを始めるのは何歳からが最適?
大体、生後4か月から始める方が
比較的多いです。
この頃は、まだ言葉の意味はわかりません。
それでも読み聞かせによる
効果は得られると言われています。
ちなみに、読み聞かせによって
期待する効果を聞いてみると、
「頭の良い子に育ちそう!」
「本好きな子に育ってほしい!」
「勉強のできる子に育てるため!」
などと思っている方も多いかと思いますが、
実は、そうではありません。
読み聞かせによる効果とは?
特にまだ言葉のわからない
赤ちゃんのときに読み聞かせをする場合、
一番の効果と言えるのは、
「お母さんが本を読む声を聞くことで
愛情を感じることができる」
です。
また、絵本を読み聞かせることで、
「赤ちゃんとのコミュニケーションを図ることができる」
というのも大きいです。
お母さんが語りかける声を聞くことで、
赤ちゃんは安心することができます。
優しくお話を聞かせてあげてみてくださいね!
読み聞かせのコツ!
読み聞かせのコツを紹介します。
・声の使い分けをしない
・あまり抑揚をつけない
あまりにも、機械的に淡々と
読みすぎると良くありませんが、
赤ちゃんの想像力を育てるには
あまり余計な脚色はしない方が良い、
と言われています。
なるべく自然に、語りかけるような感じで
読み聞かせてあげてください。
読み聞かせに適した時間とは?
読み聞かせは、じっくりとリラックスして
行った方が良いです。
寝る前の時間や、朝ごはんの後など、
しっかりと時間の取れるときに行うようにしましょう。
特に、寝る前はお母さんの声を聞いて
安心して眠ることができるのでおすすめです。
絵本を選ぶときの基準は?
絵本を選ぶときの基準ってあるの?
という方へ、少しご紹介します。
・お母さんの気に入ったもの
・赤ちゃんが興味を示したもの
・迷った時は定番の物を選ぶ
定番の絵本
〇生後すぐ~0歳
「ボートブック はらぺこあおむし」偕成社
「がたんごとんがたんごとん」福音館書店
生後すぐに言葉は耳から入り蓄積されるので、
リズム感のある本がおすすめです。
〇1歳
「おつきさまこんばんは」福音館書店
「きんぎょがにげた」福音館書店
だんだんと言葉が理解できるようになり、
知っている言葉に反応するようになってくるので、
身近なものが登場する絵本がおすすめ
〇2歳
「ねないこだれだ」福音館書店
「しろくまちゃんのほっとけーき」こぐま社
擬音語などをマネしたがる時期なので、
音に関する言葉がたくさんでてくるような
絵本がおすすめ。
〇3歳
「はじめてのおつかい」福音館書店
「どうぞのいす」ひさかたチャイルド
言葉の意味、お話しの内容が
わかるようになってくるので、
子供の気に入ったものを選ぶのがおすすめ。
図書館に行くと、
読み聞かせの時間があったりするので、
お近くの図書館のスケジュールを確認して
親子で参加するのもおすすめです。
そこで使われていた絵本を借りて帰ったり、
読み方を真似するのもいいですよ♪
まとめ
いかがでしたか?
読み聞かせによって「教育する!」と
あまり気負いせずに、
お子様とのコミュニケーションの時間を大切にする
という意味で活用してみるのをおすすめします。
やさしい声で読み聞かせをすると、
自分自身にも入ってくるので、
お母さんも一緒にリラックスすることができます。
素敵な物語を通して、しっかり癒されてくださいね!